河合昭典|河合昭典のヘアーに関する豆知識

はじめまして。河合昭典です。人の第一印象を大きく左右するポイントの一つとして髪型が考えられると思います。美容師としての視点でヘアースタイルやヘアー(髪)についてのブログを配信していきます。

河合昭典|『ヘアーに関する豆知識』|静電気を防ぎ、ダメージから髪を守る

こんにちは。河合昭典です。今回は「静電気」について説明したいと思います。

私たちの身の回りで発生している静電気の多くは、摩擦が原因で起きています。

物質同士が接すると、その接触面には必ず「摩擦電気」と呼ばれる静電気が発生するのです。 静電気の発生量は、接触する圧力や接触面積が大きいほど大きくなります。

髪の毛同士は常に接触していますから、摩擦をなくすことは不可能です。

 髪の毛に静電気が起こりやすいはずですね!

★部屋の湿度に気をつける

静電気の大きな原因の一つが、乾燥です。

 冬場は特に湿度が低下し、特に室内は極度に乾燥した状態になりがちです。

加湿器などをうまく利用したり、加湿機以外でも、濡らしたタオルをかけておく・観葉植物を置くなど、手軽にできる加湿対策もあります。

空気中に水分が保たれていれば、電気は空気中に放電されるので、静電気が発生しにくくなります。

★静電気が発生しにくい服の着方をする

冬場にセーターを脱ぐと、バチバチと静電気が起こって、結構痛いですよね。

あれは服を脱ぐ際に、服同士が摩擦を生じさせるからです。

 特に重ね着をすればするほど、摩擦が生じて静電気が発生する原因になってしまいます。

また、服の繊維も静電気の原因となります。

 繊維によって、プラスに帯電しやすい素材とマイナスに帯電しやすい素材とがあります。

 それらが組み合わされば、静電気が発生しやすくなるのです。

重ね着をする際には、同じ素材のものや近い素材を組み合わせるという対策が有効ですよ。

◆髪の毛の静電気対策方法:ヘアケアの見直し編◆

ヘアケアを見直すという静電気対策を考えてみましょう。 普段何気なくやっているヘアケアの方法が、静電気を増やしてしまっているかもしれません!

★ブラッシングを見直す

あなたが使っているヘアブラシとブラッシング方法が、静電気の原因となっているかもしれません。

髪質や目的によって、どんなヘアブラシが適しているかは変わります。 

自分に合わないヘアブラシを使っていると、髪がからまったり、広がったりしがち。

例えば、毛量が多くてからまりやすい人は、粗く隙間の多いスケルトンブラシを使えば、摩擦対策に期待ができますよ。

また、ブラッシングする際には、まず毛先をほぐしてから徐々に頭頂部の方もとかしていくようにすれば、摩擦を防ぐ対策になります。

 もつれを直そうと力任せにとかすのは絶対やめましょう!

★髪の洗い方を見直す

サッパリするからと、洗浄力の強いシャンプーを使って、 頭皮の皮脂を取り過ぎると、頭皮や髪の潤いが失われ、乾燥の原因となる可能性があります。

適度に潤いが残るように、洗浄力がマイルドなシャンプーに変えてみましょう。 髪質を変える効果が期待できるかも知れません。

洗い方は、頭皮を指の腹で優しくマッサージするようにしましょう。 

髪のダメージの原因となるゴシゴシこすり洗いは、やめてくださいね!

★アウトバストリートメントを使う

アウトバストリートメントとは、お風呂を出た後に使う洗い流さないトリートメントのことです。

 髪の乾燥がとても強い場合は、アウトバストリートメントを使うのも効果的です。

ドライヤーの熱などの刺激から髪を守り、髪の表面を保護して滑りを良くする効果も期待できます。

 指どおりが悪い、乾燥が強くてパサつくという人は、使ってみると良いかもしれません。

★髪の乾かし方を見直す

最後に髪の乾かし方についても、静電気を減らす対策ポイントがあります。

 タオルドライはゴシゴシするのではなく、タオルで髪の毛を挟んでポンポンと叩くように水気を吸い取ります。

その後、頭皮に近い部分からドライヤーで乾かしていき、あまり毛先には風をあてないようにしましょう。 

乾燥しやすい毛先は、ドライヤーの風をあてる時間をなるべく短時間にするのがポイントです。

静電気は髪の毛のダメージのサインなので、放っておくのはやめて、しっかりケアを行いましょう。

 

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